ロジスティクス全日本空輸(ANA)は7日、マニラに貨物専用機「ボーイング767F」を投入したと発表した。
新型コロナウィルスの影響で国際線旅客便の減便が続き、地域によっては国際線貨物スペースの確保が困難な状況が続くなか、フィリピンと日本の貨物需要に対応するため、ANAカーゴがマニラに貨物臨時便を運航した。
初便の成田発には電子機器・液晶パネル原料などが37トンが搭載され、マニラ発には自動車部品・フェイスマスクなどが46トンが積み込まれた。
8月22日と29日にも運航する計画で、同社では「今後もANAグループの国際線ネットワークと機材を活用し、貨物需要に応じて機動的に臨時便・チャーター便の設定も行いつつ、顧客の輸送ニーズに応えていく」としている。