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三浦工業、中国でガス焚きボイラー新工場稼働

2020年8月20日 (木)

荷主産業用ボイラーメーカーの三浦工業(愛媛県松山市)は19日、中国現地法人が蘇州工業園区内にガス焚きボイラー製造用の新工場を完成し、8月17日から製造を開始したと発表した。

同社では、環境汚染問題を抱える中国産業界の需要増加に対応するため、現工場の2.5倍となる年間5000台の生産能力を持つボイラー製造工場を建設。新工場は、現工場から6.5キロに位置しており、2工場体制による生産能力向上を見据える。

また、新工場は商品開発用の実験場や、メンテナンス要員のための実習場、オンラインセンター、社員セミナー施設としても使用する予定で、同社グループの海外法人において最大規模の工場となる。

稼働開始にあたり、同社は「今後も環境負荷を低減するための省エネルギー提案など、環境保護へ貢献する技術やサービスを提供していく」とコメントした。