フードデリバリー専用のシェア型キッチン「キッチンベース」を展開するSENTOEN(セントエン、東京都千代田区)は19日、キッチンベース2号店を東京・神楽坂エリアに開設すると発表した。
キッチンベースは、店舗を持たずオンラインデリバリーのみでサービスを提供するレストランで、1つの空間を区画で分け、複数の店舗でキッチンをシェアする方式。2号店は全21キッチン、5階建てのビル1棟(110坪)を使った大型店舗となる。
新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、国内フードデリバリー市場は「デリバリーだけで収支が成り立つマーケット」に成長しつつある。キッチンベースを利用することで、外食事業にかかる初期費用や物件探し、シェフ・キッチン・ホールスタッフなど複数のスタッフを確保する手間を抑えることができる。
また、デリバリーに不可欠な配達員の確保が不要で、総売上、客単価、リピーター、時間別注文数などの月次レポートも提供する。