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ブリヂストン、南ア・ポートエリザベス工場閉鎖方針

2020年8月21日 (金)

国際ブリヂストンは21日、南アフリカの現地法人が運営するポートエリザベス工場の閉鎖方針を固め、関係者との協議を開始すると発表した。

同工場は1936年に操業を開始したバイアスタイヤ専用工場だが、同タイヤの市場規模は縮小し「競争力を維持しながら同工場の操業を継続することは困難」と判断。生産拠点の最適化を含めた「経費・コスト構造改革」と「プレミアムビジネス戦略」の強化によって稼ぐ力の再構築を図る取り組みの一環として、閉鎖することにした。

今後、工場閉鎖に向けて関係者と協議するとともに「閉鎖の影響を受ける252人の従業員とその家族、地域社会への影響が最小限にとどまるよう対話を継続していく」としている。

現地法人が運営する拠点のうち、主に乗用車用ラジアルタイヤ、トラック・バス用ラジアルタイヤを生産する「ブリッツ工場」については、就業する2000人以上の従業員とともに南アフリカで事業を継続する。