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海事センター調べ

アジア→北米コンテナ10か月ぶり増加

2020年8月25日 (火)

調査・データ日本海事センターがまとめた主要コンテナ航路の荷動き動向(速報値)によると、北米航路往航(2020年7月)は165万1645TEU(前年同月比0.4%増)で、10か月ぶりに増加に転じた。中国積みの増加(2.6%増)が目立った。

7月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は18.5%増の2690ドル(1TEUあたり)で、3か月連続のプラス。

北米復航はコンテナ数が9.6%減少し、3か月連続でマイナスを記録。7月のニューヨーク-塩田間の運賃は前年並みの800ドルだった。

欧州航路は往航(6月)が3.8%減、復航(6月)が6.9%減とともに減少。7月の塩田-英国(フェリックストウ)間の運賃は14.3%増の1280ドルで2か月連続のプラスとなった。復航運賃は54.4%増の1390ドルで8か月連続のプラス。

日中航路は、往航(6月)が4.2%減、復航(6月)が4.5%減。7月の横浜-上海間の運賃は6.5%減の430ドル、上海-横浜間は3.1%増の660ドルだった。