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北米往航が過去最高、運賃も6割アップ

2020年10月28日 (水)

調査・データ日本海事センターが27日発表した主要コンテナ航路の荷動き動向によると、北米往航(9月)の荷動きが1割以上増加、欧州往航(8月)は8か月ぶりに増加した。

北米航路往航は177万6303TEUで13.7%増となり、単月では過去最高を更新した。9月の中国(塩田)-ニューヨーク間の1TEUあたりの運賃は前年比62.3%増の3830ドルで5か月連続のプラス。

復航(7月)は52万4132TEU(1.6%減)にとどまり、5か月連続のマイナス。9月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は1.3%増の810ドルで5か月連続のプラスとなった。

欧州航路は往航(8月)が147万6235TEU(1.6%増)で8か月ぶりの増加、復航(8月)が67万6992TEU(0.6%減)で2か月ぶりの減少。

日中往航は15.3%増、金額ベースでは4.1%増の6584億円で、ともに2か月連続のプラス。9月の横浜-上海間運賃は15.2%減の390ドルで5か月連続のマイナス。

復航は10.8%減で4か月連続のマイナス。金額ベースは8.5%減の9622億円で2か月連続のマイナス。9月の上海-横浜間の運賃は3.2%増の640ドルで7か月連続のプラス。

アジア域内航路(8月)は379万694TEU(0.9%増)で3か月連続のプラスとなった。