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上期主要コンテナ航路、北米往航が10年ぶり減少

2020年7月28日 (火)

調査・データ日本海事センターは28日、主要コンテナ航路の荷動き動向(速報値)を発表した。6月の北米航路往航は137万4232TEU(前年同月比5%減)にとどまり、1月から6月までの上半期累計は8.8%減の772.3万TEUと、2009年以来10年ぶりに減少した。復航(4月)は53万9307TEU(17.3%減)。

6月の中国(塩田)・ニューヨーク間の往航運賃は8.5%増の2430ドル(1TEU単価)で2か月連続のプラスとなったが、復航は17.3%減少し、2か月連続のマイナス。6月のニューヨーク・中国(塩田)間の運賃は1.3%増の800ドルで2か月連続のプラスとなった。

欧州航路は往航(5月)が125万1700TEU(14.6%減)、復航(5月)が65万3753TEU(7.4%減)で、中華地域揚は3.9%増と増加に転じた。

日中航路は、往航(5月)77万4345トン(6.1%減)、復航(5月)170万8196トン(10.9%減)。6月の上海・横浜間の復航運賃は6.3%増の670ドルで4か月連続の上昇となった。

■北米航路(単位:TEU)

(出所:日本海事センター)

■欧州航路(単位:TEU)

(出所:日本海事センター)

■日中航路(単位:トン)

(出所:日本海事センター)