ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

エアロネクストと自律制御シス研が共同開発

2020年8月31日 (月)

▲鷲谷聡之ACSL代表取締役社長兼COO(左)、田路圭輔エアロネクスト代表取締役CEO

ロジスティクス無人航空機やマルチコプターの機体を開発するエアロネクスト(東京都渋谷区)と⾃律制御システム研究所(ACSL、東京都江戸川区)は8月31日、「ドローン機体の重心を最適化する技術」を搭載した用途特化型ドローンの共同開発と量産に向け、ライセンス契約を締結すると発表した。

両社は、ACSLが開発中の用途特化型機体の中でも、物流向けに特化したドローンへエアロネクストのドローン機体の重心を最適化する技術「4Dグラビティ」を活用することで、安定性や効率性・機動性を向上させたドローンの開発を行う。

4Dグラビティは、ドローンの飛行姿勢や動作に応じて重心位置を最適化させる一連の技術の総称(重心制御技術で、飛行部と搭載部を物理的に切り離すことで、モーターが安定し、エネルギー効率が改善。ドローンの抱える耐風性や信頼性と、飛行時間や飛行速度といった課題が解決するとされている。

ACSLとACCESSが産業用ドローンソフト開発で提携