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佐賀のEC事業者がロジクラ導入、事例公開

2020年8月31日 (月)

ECロジクラ(東京都港区)は8月31日、佐賀県唐津市のEC事業者・サンエスラインが在庫管理システム「ロジクラ」を導入したと発表した。

サンエスラインは楽天市場、アマゾン、ヤフーショッピングなどの複数ECモールに出店し、生活雑貨、電子タバコなど3000SKUの商品を取り扱っているが、在庫管理に伴うデータ量の増加に対応するため、ロジクラの導入を決めた。

多い時には200-300SKUの商品1000点程度が1回で入荷されるといい、従来は応援メンバーと総掛かりで対応していたが、商品の積み下ろしだけで1時間程度かかり、表計算ソフトで商品の検品記録や入荷数などの登録をする作業の負荷が高かったことから、ロジクラの導入に踏み切った。

導入前は入出荷数を従業員2人で二重チェックしていたが、現在はスマートフォンアプリで入出荷数を登録し、確認の際はウェブブラウザのロジクラ管理画面で確認する方式へ変更。二重チェックは不要になり、空いたリソースを別の業務へ配置した。

同社は拠点が唐津市にあるため、自社からの出荷では楽天市場の「あす楽」に全国対応できないことから、楽天の翌日配達サービス「あす楽」に対応するために楽天スーパーロジスティクス納品も活用し、アマゾンからの受注は「フルフィルメント・バイ・アマゾン」(FBA)を利用しているが、ヤフーなどのECモールの注文は自社から出荷している。

FBAや楽天スーパーロジスティクスを使用しても、入荷数にズレがあれば予定通りの出荷ができなくなるため、サンエスラインはロジクラを活用。余裕のできた時間を使い、他社の商品を預かって発送代行する取り組みも始めたという。

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