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ロジクラ、高齢化進む倉庫で出荷作業を省人化

2020年6月18日 (木)

ECロジクラ(東京都港区)は18日、製菓用品の輸入販売を手がけるNUT2(ナッツ、東京都品川区)が在庫管理ソフト「ロジクラ」を導入し、作業員の高齢化が進む自社拠点で効率的な出荷体制を構築した、と発表した。

ナッツは事業の拡大に伴い物流業務が増加したため、出荷作業を自社倉庫から外部倉庫に委託していたが、昨今は卸の取り扱いが落ち着いたため、ロジクラを導入して再び自社倉庫から出荷する体制に変更。ロジクラは、自社ECサイトとアマゾンの受注データをまとめるために使用していた受注管理システム「ネクストエンジン」と連携可能で、「誰が見てもわかりやすく、直感的に使える」点を評価し、選定したという。

これまでの出荷体制では、60代や70代のスタッフが発注書をもとにピッキングしていたためミスが生じていたが、同システムを導入してからは、スマートフォンによるピッキングによって誤出荷が減少。さらに、委託倉庫を使用していた時と同じ業務量を自社倉庫内の少人数でこなせるようになったことで、経費削減にもつながったという。