メディカルヘルスケアプラットフォーム事業を手がけるHTG(大阪市中央区)と、ドローンを活用したサービスを展開するブルーイノベーション(東京都文京区)は1日、ドローンやロボットを用いた医療業界向けソリューションの共同開発に向けて、資本業務提携契約を締結したと発表した。
両社は、ブルーイノベーションのドローンや無人搬送車(AGV)を活用した在庫管理システムを、HTGが提携する国内外の医薬品・医療機器・医療材料メーカーや卸に導入し、医薬品の適正製造・流通規範(GMDP)に基づいた在庫・温度管理システムの開発を行う。
具体的には、複数のドローンやロボットを制御する「ブルーアースプラットフォーム」を活用し、まず倉庫棚卸ソリューションを開発。これを軸に、在庫・温度管理システムを構成するその他のソリューションを開発していく。
両社は今後、社内向けソリューションを開発した上でこれを検証し、その後HTGの提携先に展開。将来的には海外への展開も見据えているという。