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ブルーイノベ、北海道で農作物をドローン輸送

2020年11月12日 (木)

調査・データドローンを用いた物流サービスの社会実装を目指すブルーイノベーション(東京都文京区)は12日、白カボチャや大根などの農作物を、北海道当別町の生産農家から同町内の道の駅までドローンで輸送する実証実験を同日午前に実施したと発表した。

今回の実証実験では、スカイドライブ社製で20キログラムの荷物を運べる「カーゴドローン」を使用。出発地となった農家で農作物を積み、200メートル離れた中継地点(農家)で追加の農作物を積み込み、終着点の道の駅まで575メートルを飛行した。

実験を行った当別町では、農業従事者の高齢化と人手不足が課題となっており、収穫物の出荷作業の効率化や輸送時間の削減などが求められている。今後、地元企業や農協などで構成する協議会でドローン活用に向けた課題を洗い出し、3年後の実用化を目指す。

▲ドローンによる農作物運搬の事業化イメージ(出所:ブルーイノベーション)