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九州で豪雨影響残る、日通8月鉄道コンテナ輸送

2020年9月10日 (木)

調査・データ日本通運が10日に発表した8月の鉄道コンテナ輸送実績は、すべての地域で前年同月実績を下回った。

全国の合計輸送実績は10万9614個で15.3%減となり、4月からの累計も20%減の57万6287個と低い水準で推移している。

地域別では、九州は豪雨被害の影響が尾を引き、8月単月で15.7%減の9597個、上半期累計も26.6%減の5万3679個となった。中四国も単月実績が15.5%減の1万3041個、累計実績が23.3%減の6万4694個と大きく減らした。

関西はビール、化学薬品が伸びず単月13.6%減の1万4511個、累計16.9%減の7万9631個、中部は機器関連、紙・パルプが減少した影響で単月16.5%減の1万3041個、累計で23.3%減の6万4694個、首都圏は清涼飲料水、郵便物関連の減少で単月17.5%減の2万1863個、累計で16.2%減の12万5597個。

東北は返回送パレット、ビールが減送となり単月で9.2%減の1万4913個、累計で19.4%減の6万6745個、北海道は返回送私有コンテナと食料工業品が落ち込み、単月で10%減の1万3845個、累計で8.6%減の6万9057個――と、すべての地域で前年割れが続いた。