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日通の鉄道コンテナ、20年度は12.3%減

2021年4月12日 (月)

調査・データ日本通運が12日に発表した鉄道コンテナ取扱実績によると、2020年度(20年4月-21年3月)の累計は12.3%減の151万9638個となった。コロナ禍の影響などにより全地区が減少し、北海道以外は2桁減となった。

減少幅が最も大きかったのは九州で15.9%減。以下は中部が15%減、中国・四国が13.8%減、東北が12.4%減、首都圏が11.3%減、関西は11%減、北海道が5.9%減と続いた。

■3月は3.2%減、1・2月に続き全地区減少
なお、3月単月の鉄道コンテナ取扱実績は、前年同月比3.2%減の15万2905個となった。1月・2月に引き続き全地区が減少した。

減少幅が最も大きかった東北は8.2%減の1万6300個で、ビールや返回送コンテナが影響。以下は中国・四国が6%減、九州が4.1%減、中部が2.2%減、首都圏が1.8%減、北海道が1.3%減と続き、最も下げ幅が小さかった関西は0.9%減だった。

なお、昨年4月からの2020年度累計実績は13.2%減の136万6733個となっている。