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IHIエスキューブ、「音声で入力できるWMS」を提供

2010年9月9日 (木)

ロジスティクス利用イメージアドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区)は9日、物流・製造・流通現場で、検品入力、伝票入力、検査入力などを声で入力する音声認識キーボード入力システム「Ami Voice Keyboard(アミボイス・キーボード)」を、10月初旬から発売すると発表した。価格は20万円(税抜き)。

 

IHIの関係会社・IHIエスキューブ(本社:東京都中央区)の物流・製造・流通市場でのノウハウをもとにアドバンスト・メディアが商品化したもの。キーボード入力の代わりに音声認識技術を活用することで、キーボード上の数字、英字、ファンクション、コントロールキー、すべてのキー操作を声で入力を行うことが可能。入力した音声は音声合成機能を利用し、音声出力にて耳で確認できる。また、音声入力の単語のカスタマイズ機能や複数キーの操作を一括で行えるコンボ設定、音量調節機能を備えている。

 

入力作業の際、声だけでキーボードを操作することができるため、ハンズフリー・アイズフリーとなり、手を使った作業を行いながら声で数字・英字などの入力が行えるようになる。騒音のある工場・倉庫などでの利用も想定しているため、物流・製造・流通市場で作業効率の向上につながる、としている。システムはIHIエスキューブとの共同販売。

 

IHIエスキューブは、同社の倉庫管理システム(WMS)にアミボイス・キーボードを標準搭載するが、ライセンス費用は据え置き、パッケージ購入者にパソコン台数分を無償提供する。