サービス・商品プラネットはこのほど、化粧品日用品業界の物流標準EDI(電子データ交換)策定に向けて2月に立ち上げた「ロジスティクスEDI概要書」の第一弾として、出荷予定データの標準化を行い、8月にサービスを開始した。
出荷予定データは、卸からの発注に基づきメーカーの出荷予定情報(システム上の倉庫別引当情報)や車両別商品情報、車両情報などの事前出荷情報を卸に通知する数値。
プラネットのロジスティクスEDI概要書は、EDIを促すことで単独の企業では難しい物流課題に業界全体で取り組み、「車両待機の長時間化」「積載効率低下」「多品種少量の多頻度発注による車両増」「荷物の積み下ろし時間・荷捌き時間の長時間化」といった課題の解決を目指すため、2月に策定された。
概要書の策定にはエステー、牛乳石鹸共進社、クラシエホームプロダクツ、小林製薬、サンスター、日本製紙クレシア、ホーユー、マンダム、ユニ・チャーム、ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング、ライオン――が協力した。