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アスクル、個人向け非対面配送にヤマト「EAZY」活用

2020年9月30日 (水)

ロジスティクスアスクルは9月30日、一般消費者向けのインターネット通販サービス「LOHACO」(ロハコ)で、10月1日出荷分から非対面による受取サービスを全国で本格的に提供すると発表した。アスクルの物流子会社アスクルロジストの配送エリア以外では、ヤマト運輸がEC事業者向けに提供している配送サービス「EAZY」(イージー)を活用する。

アスクルロジストの配送エリア内では、注文時にサイト上で、玄関ドア横と宅配ボックスへの配達を指定可能。ヤマト運輸に配送を委託するエリアでは、商品出荷後にヤマト運輸から送付されるメールから、玄関ドア横、宅配ボックス、ガスメーターボックス、物置、車庫、自転車のかご、建物内受付・管理人預け――などが指定できる。

配送キャリアによって指定方法が異なるが、今後は注文時にまとめて受取方法を指定できるよう、サービス改善に取り組む。アスクルが指定場所を2か所に絞っているのは、これまでに実施してきたトライアルの結果を踏まえたもので、「実態に合わせて選択肢を用意した」(同社広報)という。

ヤマト運輸の「イージー」は、多様な受取場所に対応し、直前まで受取場所を変更できるのが特徴で、ことし3月に業務提携したZホールディングス傘下のECサービスを中心に活用が広がっている。

ヤマトが置き配指定開始、ZHDのECサイトから実装