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アルフレッサ、神戸・三菱倉庫内に再生医療流通拠点

2020年10月2日 (金)

メディカルアルフレッサは1日、再生医療製品の保管・流通拠点として国内2拠点目となる「神戸再生医療流通ステーション」を、三菱倉庫の新港2号倉庫(神戸市中央区)内に開設した。

この施設は、液体窒素を用いたマイナス150度以下の超低温保管・輸送サービスを提供する拠点で、2018年8月に三菱倉庫の殿町バイオロジスティクスセンター(川崎市川崎区)内に開設した「殿町再生医療流通ステーション」と同様の設備を有する。

同社は東西2か所に流通拠点を構えることで、事業継続計画(BCP)対応を強化するとともに、西日本に拠点を持つ製薬会社やバイオベンチャー企業との連携を強化し、治験段階から製品発売に至るまでのすべての過程で開発をサポート。今後はアルフレッサグループの主要物流拠点に同様の設備を設置し、再生医療製品に対応する全国流通ネットワークの構築を目指す。

再生医療とは、細胞や組織を培養・加工した上で、人体に投与したり移植したりする治療法のことで、希少疾病や難病に対する最新の医療として期待されている。将来的に急速な市場拡大が見込まれる一方で、サプライチェーン全体を通して超低温環境の維持や、個々に製品の追跡が必要であることから、通常の医薬品よりもさらに厳格な管理体制が要求される。

アルフレッサは、2018年8月に三菱倉庫と業務委託契約を締結し、「殿町再
生医療流通ステーション」を開設。臍帯などのヒト組織由来細胞を使った細胞医薬の研究開発企業であるヒューマンライフコードとの資本業務提携を通じ、再生医療のサプライチェーン体制構築を検討してきた。ことし8月末には、日立製作所とともに、細胞の採取から生産、輸送、投与までを統合管理するプラットフォームを構築している。