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ヤマト運輸、W連結車2台追加し東北へ運行拡大

2020年10月9日 (金)

話題ヤマト運輸は8日、ダブル連結トラック「スーパーフルトレーラSF25」を2台追加導入し、運行区間を東北(宮城県)まで拡大すると発表した。

同社は2017年9月にSF25を初導入し、19年3月には全国物流ネットワーク協会に加盟する西濃運輸、日本通運、日本郵便との共同輸送体制を敷き、関東(神奈川県)-関西(大阪府)区間で運行を開始。19年8月に国土交通省がダブル連結トラック対象路線の拡充を決定すると、ことし3月には九州(福岡県)まで運行区間を伸ばしてきた。

東北への運行拡大では、厚木ゲートウェイ(GW)、関西GW、福岡ベース間に加え、新たに2台のSF25を導入して厚木GWから宮城ベースまでの幹線輸送を9日から開始する。厚木GWを19時にトラクターとトレーラーを連結して出発し、深夜1時に宮城ベースに到着するスケジュールで運行する。

SF25の導入によって積載量は従来の大型トラックの2倍となり、1度に大量の荷物が輸送できるようになるため、特にトラックドライバーの不足が顕著な長距離輸送をこれまでより少ない人数で運行する効果を見込む。

ヤマト、W連結トラック運行を九州まで伸長