ロジスティクスバンテックは21日、環境省と国土交通省が連携して取り組むCO2削減対策事業の補助金を受け、ドーリー連結・分割方式のダブル連結トラック(全長21メートル)2セットを導入する、と発表した。
車両は、ドーリーを切り離すことでフルトラクタとセミトレーラに分割して運行することができるウィング仕様のダブル連結トラックで、フルトラクタ(全長11メートル)とセミトレーラ(全長10メートル)で構成。2019年2月の納車後、4月からバンテックセントラルで運用を開始する。
この車両を導入することで、バンテックは、(1)積載可能荷量増加による原価低減(2)長時間運行の削減による運行管理リスク低減(3)運行台数削減によるCO2排出量削減――などの効果を見込む。
今後は実運用を通じて安全性・運行管理・生産性などを確かめ、導入の拡大を進める考え。