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危険物の海上運送規則21年1月改正へ意見公募

2020年10月13日 (火)

ロジスティクス国土交通省は12日、危険物の海上運送に関する基準を示す「危険物船舶運送及び貯蔵規則」や「船舶による放射性物質等の運送基準の細目等を定める告示」などを2021年1月から改正・施行するのを前に、パブリックコメントの公募を開始した。

関係する3つの規則や告示は、国際海事機関(IMO)が策定した国際条約や国際規程の内容が反映されているが、ことし11月に「国際海上危険物規程」(IMDGコード)が改正される見込みとなったことから、国内の法令もこれに合わせて改正する。

主に、原子炉の機器交換や解体で生じる大型の表面汚染物の一部を「SCO-III」と定義し要件を規程することや、リチウム電池を内蔵した機器と交換用電池を同一容器に収納して運送する場合の要件を新たに規定すること、ばら積み液体危険物を燃料とする船舶の普及を見据え、船舶間の危険物移送について規定すること――などが盛り込まれる見通し。

パブリックコメントは11月10日まで受け付ける。

■意見募集要領
https://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000207518