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佐渡汽船、今期30億円の経常赤字見込む

2020年10月16日 (金)

財務・人事佐渡汽船は16日、これまで「未定」としてきた2020年12月期の連結業績予測を初めて公表し、通期で30.2億円の経常赤字(前年同期4.2億円の赤字)となる見通しを示した。売上高は19年12月期と比べて44.6億円(38.8%)少ない70.2億円、本業の儲けを示す営業損益は29.2億円の赤字(前年同期3.1億円の赤字)を見込む。

同社では、新型コロナウイルスによる観光客やビジネス客、佐渡市民の移動自粛で、グループの売上高が著しく減少。第2四半期末に債務超過に陥り、財務基盤の良好な連結子会社・佐渡汽船運輸を完全子会社化するなどの財務改善・収益改善策を講じている。

佐渡汽船、債務超過解消へ陸運子会社再編