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佐渡汽船、債務超過解消へ陸運子会社再編

2020年9月18日 (金)

財務・人事佐渡汽船は18日、連結子会社の佐渡汽船運輸を完全子会社とする株式交換を12月29日付で実施すると発表した。

同社は、2019年12月期から継続して損失を計上しており、20年12月期の第2四半期(4-6月)に債務超過に陥っている。また、20年12月期末も債務超過となる見込みであることから、財務状況が良好な連結子会社を完全子会社とすることで、親会社の財務基盤を補強する。

佐渡汽船運輸は、従業員286人のトラック運送会社で、親会社の佐渡汽船が19年12月期に4億1800万円の連結経常赤字、7億6900万円の当期純損失を計上する中、個別決算では4100万円の経常利益、2300万円の当期純利益を計上していた。

佐渡汽船は、19年12月末時点で佐渡汽船運輸の株式の55.11%を保有しており、残りを新株発行による株式交換で取得する。

佐渡汽船が2Q債務超過の見込み、財務改善急ぐ