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トッパンF、低温に強い自動貼り対応配送ラベル発売

2020年10月19日 (月)

サービス・商品トッパン・フォームズは19日、冷凍・冷蔵環境でも剥がれにくく、一般的なオートラベラーによる自動貼りに対応した配送用ラベル「EXフォームサーマルコールドタイプ」を同日から販売開始すると発表した。

同社は、EC市場の拡大で生鮮食品や冷凍食品などの低温管理が必要な配達物が増えていることから、低温環境に強く、大量印字や自動貼りに対応した配送用ラベルを開発。従来の送り状は冷凍環境下で粘着力が低下し、荷物から脱落するおそれがあったが、新製品はマイナス20度以下の環境でも従来品の1.4倍以上の粘着力を保持し、梱包材のプラスチックフィルムなどにも確実に接着する。

また、これまでの低温環境に強いラベルは、感熱プリンターによる大量印字や自動貼りに対応していなかったが、新製品ではこれに対応することで、発送業務を効率化。輸送中や保管中のラベル脱落防止と合わせて、発送・配達業務全体の効率化に貢献する。

同社では今後、食品業界、百貨店業界、物流業界、医薬品業界など、低温管理が必要な配送物を扱う業界をターゲットとし、2023年度までに累計2億円の売上を目指す方針。

(出所:トッパン・フォームズ)