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日通、米南東部向けスピード航空混載輸送を商品化

2020年10月22日 (木)

国際日本通運は22日、羽田空港発の航空便とアトランタ空港を使用した日本発米国南東部向けのハイスピード航空混載サービス「NEX-SPEED(ネックススピード)超速!アトランタ」を13日から販売開始したと発表した。

同サービスは、午前中に羽田空港に搬入された貨物を当日のアトランタ向け直行便に搭載し、現地で米国日通アトランタ支店が荷受人に配送するもの。ターミナルから迅速に貨物を引き取ることで、アトランタから半径300キロ圏内であれば空港到着日のうちに配送が完了するという。

同社は羽田空港内に国内・国際貨物の両方を取り扱う作業拠点を運営し、アトランタ空港の近くにも自社倉庫を保有していることから、国内線貨物の国際線への積み替えや、アトランタ空港での貨物引き取りを迅速に行うことが可能。さらに、米国日通アトランタ支店から同社オプションサービスの「緊急配達サービス」を使用することで、従来と比べてリードタイムを1日半短縮した。

▲従来のサービス(上)と新サービス(下)の比較(出所:日本通運)