ヤマト運輸、小口保冷配送の国際規格認証を取得

認証・表彰BSIグループジャパン（横浜市西区）は2日、ヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸（東京都中央区）と沖縄ヤマト運輸（沖縄県糸満市）に対し、小口保冷配送サービスの国際品質規格「ISO23412」を認証したと発表した。

同規格はBSIが2017年2月に策定した小口保冷配送サービスの国際規格「PAS1018」を原案として策定されたもので、小口保冷配送サービスのうち荷物の積み替えを伴う輸送形態が対象。車両に搭載されている保冷庫などの空間の温度管理を中心に、配送中の積み替え作業に関する要求事項が規定されている。

BSIでは、今回の認証取得に合わせてヤマトグループを講師に招き、ISO23412を紹介するオンラインセミナーを企画。「How to build resilience in the cold chain」（物流・コールドチェーンにおけるレジリエンスの構築に関して）をテーマとし、12月2日16時から1時間30分、英語で実施する。参加費は無料。

■参加登録URL
https://www.bsigroup.com/en-GB/our-services/events/webinars/2020/how-to-build-resilience-in-the-cold-chain/