財務・人事ヤマタネが6日発表した4‐9月期(2021年3月期第2四半期)決算によると、物流部門の上半期業績は、新型コロナウイルスの影響で国際間の移動が制限され、国際物流の停滞を招いたことで海外引越や港運通関などの国際業務が、大幅な減収となった。
一方、国内業務は業務用飲料の荷動きが落ち込んだものの、前年度下期に新設した営業拠点が本格稼働に入ったこともあり、保管料・荷役料が増収となった。
この結果、部門売上高は109億4900万円(前年同期比0.7%減)とほぼ横ばいにとどまったが、営業利益は国際業務の減収に加え、新設営業拠点の費用増加、物流不動産のテナント入れ替えが発生したため、19.2%減の11億600万円となった。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)21/3/中間 | 21/3/1Q | 20/3/通期 | 20/3/3Q | |
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売上高 | 25,952 [-6.3%] | 12,907 [-7.7%] | 54,759 [2.5%] | 41,135 [1.4%] |
営業利益 | 1,588 [-17.4%] | 727 [-23.4%] | 3,285 [-38.6%] | 2,628 [-39.8%] |
最終利益 | 805 [-26.4%] | 396 [-20.2%] | 1,825 [-17.5%] | 1,568 [-34.9%] |
売上高営業利益率 | 6.1% | 5.6% | 6.0% | 6.4% |