財務・人事ヤマタネが5日に発表した2021年3月期第3四半期(4‐12月期)決算によると、物流部門の売上高は前年同期比1.2%増の167億5100万円、営業利益は0.1%増の18億4500万円となり、第2四半期の減収減益から増収増益に転じた。コロナ禍による物流停滞の影響を受けていた国際業務が、一部の制限解除の動きを受けて回復傾向を見せたことに加えて、国内業務でも前年度下期に新設した営業拠点が寄与した。
なお、全体の売上高は9.1%減の374億200万円で、営業利益は8.2%減の24億1300万円、最終利益は3.7%減の15億900万円。通期予想に変更はなく、売上高8.7%減の500億円、営業利益8.7%減の30億円、最終利益8.0%減の16億8000万円を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)21/3/3Q | 21/3/中間 | 21/3/1Q | 20/3/通期 | |
---|---|---|---|---|
売上高 | 37,402 [-9.1%] | 25,952 [-6.3%] | 12,907 [-7.7%] | 54,759 [2.5%] |
営業利益 | 2,413 [-8.2%] | 1,588 [-17.4%] | 727 [-23.4%] | 3,285 [-38.6%] |
最終利益 | 1,509 [-3.8%] | 805 [-26.4%] | 396 [-20.2%] | 1,825 [-17.5%] |
売上高営業利益率 | 6.5% | 6.1% | 5.6% | 6.0% |