財務・人事ヤマタネが7日発表した2020年3月期第3四半期連結決算によると、同社物流部門の売上高は拠点新設効果で前年同期実績より2.4%多い165億4800万円となったものの、新拠点の一時的な立ち上げ費用が上乗せされたことで、部門利益は18.5%少ない18億4400万円にとどまった。
保管料、運送料収入は拠点増加に伴い堅調、国際業務も海外引っ越し、港湾運送・通関業務が好調に推移した。利益面では荷役、運送関連の下払い費用が増加したほか、拠点立ち上げ費用が減益要因となった。同社物流部門は外部顧客向けの売上高が多いのが特徴で、グループ会社向けの売上は3億円程度となっている。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/3Q | 20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | |
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売上高 | 41,135 [1.4%] | 27,693 [1.1%] | 13,978 [-2.7%] | 53,442 [-0.3%] |
営業利益 | 2,628 [-39.8%] | 1,923 [-42.6%] | 949 [-58.2%] | 5,353 [16%] |
最終利益 | 1,568 [-34.9%] | 1,094 [-39.6%] | 496 [-53.5%] | 2,213 [-13%] |
売上高営業利益率 | 6.4% | 6.9% | 6.8% | 10.0% |