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国際空港上屋、医薬品輸送認証のCEIVファーマ取得

2020年11月11日 (水)

認証・表彰成田国際空港でランプハンドリング、輸出入の上屋業務を手がける国際空港上屋(IACT、東京都中央区)は11日、IATAの提唱する医薬品輸送品質認証「CEIVファーマ」の認証を取得した。

同社は成田空港の運営会社、成田国際空港(千葉県成田市)など国際航空輸送に携わる物流企業9社とともにコミュニティを結成し、CEIVファーマの取得を目指して取り組んでいたが、コミュニティメンバーとして初めて同認証を取得。

本来なら海外に拠点を置く検査員が来日して実地検査を行うべきところだが、ウェブ会議システムを活用した「リモートオーディット」検査により、新型コロナウイルスによる渡航制限下の円滑な認証取得につなげた。残るコミュニティメンバーも2021年初旬にリモートオーディットを計画している。

成田空港で取り扱う医薬品の貿易額は、海港を含む全国の医薬品貿易額の過半を占めていることから、同認証を取得することで取り扱い品質の向上や成田空港の航空物流拠点化の促進が見込まれる。

■コミュニティメンバー
全日本空輸(2017年10月に独自で認証取得済み)、日本貨物航空、国際空港上屋、JALカーゴサービス、日本通運、阪急阪神エクスプレス、日立物流バンテックフォワーディング、郵船ロジスティクス、大隅物流