荷主ノジマ(横浜市西区)は11日、日本航空(JAL)グループ各社からの出向を受け入れると発表した。まずは120人を店舗や物流センターに配置し、来春にかけて段階的に受入人数を増やす。
同社は4日にも全日本空輸(ANA)グループから100人程度の受け入れを表明しており、新型コロナウイルスの影響が収まり次第、出向元に戻ってもらうのを前提に、両社の業績が改善するまで一時的に就労環境を提供する。
ノジマでは「既存従業員の接客レベル向上につながり、店舗全体のおもてなしスキル向上の機会になると確信している」とコメント。今後はホテルなど航空業界以外からの出向受け入れも検討するという。