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楽天の物流強化急ピッチ、国内配送8000万人カバー

2020年11月13日 (金)

EC楽天は12日、同社の国内配送サービス「楽天エクスプレス」の人口カバー率が9月時点で63.5%になったと発表した。人口に換算すると8000万人近い数字になる。7月時点に比べて1ポイント、120万人程度増加した。

「届け方」でも工夫を重ね、他社に先駆けて導入した置き配サービスのほか、非対面受け取りへの対応や受取ロッカーの展開を強化してきた。今後は複数店舗で購入した商品を一度に受け取ることができる「おまとめ配送」の導入も予定している。

新型コロナウイルスの感染拡大を背景としたEC需要の高まりを受け、同社では物流拠点の稼働率向上や自社配送の効率化、送料統一ラインの導入などに取り組んでおり、EC店舗から物流業務を受託する「楽天スーパーロジスティクス」で運用する物流拠点は枚方、流山、習志野の3拠点に拡大。2021年には中央林間にも展開し、4拠点体制が整う。

楽天スーパーロジスティクスの利用店舗数は、18年8月からおよそ2年で9倍に増加。出荷量も比例して伸び、利用店舗数と同様に9倍となった。

このほか「楽天ダイレクト」向け拠点として川西、相模原の2拠点を運営、市川では楽天ブックスの拠点と楽天ファッション向けの拠点、港北には西友とのネットスーパー拠点を構えている。

(出所:楽天)