PCS、フォーク向けバッテリー載せ替えサービス開始

サービス・商品ピー・シー・エス（PCS、相模原市中央区）は16日、フォークリフトに搭載された鉛バッテリーをリチウムイオンバッテリーへ変更する「リチウムイオンバッテリーの載せ替えサービス」を開始した。従来の鉛バッテリー同等の費用で販売するほか、レンタルサービスも導入した。

鉛バッテリーの寿命や充電時間、メンテナンスの手間が課題とされるバッテリー式フォークリフト向けにリチウムイオンバッテリー載せ替えサービスを提供するもので、寿命は鉛バッテリーの3倍、急速充電時の充電時間はおよそ半分に短縮されるほか、バッテリー液の補水といったメンテナンスコストもなくなるのが利点。

一方、リチウムイオンバッテリーは安全性と導入費用が障壁となっていたが、「リン酸鉄系リチウムイオンバッテリー」を採用することで課題を解消したという。導入にかかる時間は1台30分程度。