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オークネット、中古EVバッテリー再生事業参入を検討

2021年2月9日 (火)

環境・CSRオークネットは8日、資本業務提携先のMIRAI-LABO(ミライラボ、東京都八王子市)と共同で今月から中古EV(電気自動車)バッテリー再生・流通事業への参入に着手すると発表した。

EVに搭載されるリチウムイオンバッテリーは、最先端技術と希少資源が活用されていながら、リユースの枠組みが確立されていないことに着目。共同プロジェクトを通じ、EV車両の二次流通やリチウムイオンバッテリーの再商品化・流通に取り組む。

使用済みバッテリーは2018年時点で5.5万台分だったが、同社は25年に340万台分へ急増するとみており、EVバッテリーの検査・グレーディング技術を確立することで、燃料車に比べ残存価値が下落しやすいといわれる中古EV車の適正評価、適正価格形成にも事業を広げる。

ミライラボは、独自の技術とシステムでEVの使用済みバッテリーを再製品化(リユース)し、自律型街路灯として活用する取り組みを展開しているほか、EVリユースバッテリーを道路の地下に大量に埋設し、道路のスマート化につなげる事業も視野に入れている。