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サービス・商品米マンハッタン・アソシエイツの日本法人は18日、基盤システムや細かな機能までクラウドに最適化したクラウド型倉庫管理システム「Manhattan Active WM」（マンハッタン・アクティブ・ウェアハウスマネジメント）を日本国内で発売すると発表した。
このクラウド型倉庫管理システム（WMS）は、システム更新をせずに常に最新の機能を利用可能で、全ての機能を操作できるダッシュボードや、従業員の作業品質を上げるゲーム要素など、さまざまな新機能を搭載しているのが特徴。
労務管理やスロットの最適化など、全ての機能がクラウド上で動作し、使用者の多様な仕様変更に対応するほか、物量増加や需要変動に対して自動でシステムを拡張する機能を備える。また、機械学習機能が手作業と自動化機器の配分を自動で調整する機能や、倉庫内のさまざまなロボットやマテハン機器などの組み合わせを最適化する機能も有する。
WMSの使用者は、モバイル機器に最適化された管理画面を使い、どこにいてもサプライチェーン全体を視覚的に把握できるため、迅速な判断と適切な指示ができるようになる。
また、庫内作業員のモチベーションを高めるため、作業目標の達成度合いに応じて各従業員にポイントを付与し、報奨を与えるなどのゲーム要素を盛り込むことが可能で、生産性の向上と離職率の低下につながるという。
マンハッタン・アソシエイツ日本法人の高谷直秀代表は、「お客様がアップグレードを気にすることなしに常に最新の機能を利用できるクラウドネイティブなWMSは、これまでの倉庫管理の概念を一新するでしょう」「米国ではすでに活用が進んでいるゲーミフィケーション理論を採用したことで、従業員とのエンゲージメントを高度に維持しながら、倉庫全体のパフォーマンスを向上させるなど、WMSとしての新たな可能性も備えた最新のソリューションとなっている」とコメント。
既に仏・化粧品大手のロレアル社がこのWMSの導入を決定し、2021年半ばまでに最初の拠点に導入、2023年末までに世界中の拠点に展開するという。
