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横浜港、米国向け自動車回復せず輸出額4.8%減

2020年11月18日 (水)

調査・データ横浜税関が18日に発表した貿易概況(速報)によると、横浜港の10月の輸出額は前年同月比4.8%減の5543億円、輸入額は16.7%減の3117億円だった。

輸出は、非鉄金属(41.2%増)や金属鉱・くず(57.7%増)、電気回路(22.9%増)などが増加したものの、主力の自動車輸出が21.9%減とふるわず、金属加工機械(30.6%減)や石油製品(64.3%減)も落ち込んだ。自動車輸出では、豪州・中国向けが大きく増加した一方、米国向けが62.8%の大幅減少となった。地域別では、主力のアジア向けが前年比プラス、中でも中国向けは14.7%の伸びをみせた。

輸入は、金属鉱・くず(76%増)や医薬品(2.1倍増)、自動車(32.3%増)が増加したものの、原油・粗油(全滅)、非鉄金属(39.6%減)、衣類(45.3%減)などが減少した。地域別では、EUからの輸入が健闘したもの、アジア(8.2%減)・米国(41.9%減)は減少した。