国際コンテナ船社2位のMSC(スイス・ジュネーブ)は現地時間の18日、アジア域内ネットワークで存在感を高める取り組みの一環として、日本、韓国、ロシアを結ぶ「サンライズサービス」を49週目から開始する、と発表した。
日韓とロシア東部の主要コンテナ港であるウラジオストク港、ボストチヌイ港を結ぶ航路を開設するもので、MSCが先ごろ更新した中国北部、韓国、ロシア間の「ゴールデンホーンサービス」を補完する。
同社はサンライズサービスとゴールデンホーンサービスを、ウラジオストクを経由してアジアと欧州を結ぶ「最も重要な鉄道ゲートウェイへアクセス」するものと位置づけており、「地域内だけでなく世界レベルで新たな展望を提供する」としている。
寄港地ローテーションは横浜、大阪、神戸、博多、釜山、ウラジオストク、ボストチヌイ、釜山。