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フクシマガリレイ、冷媒いらずの保温輸送庫発売

2022年4月6日 (水)

サービス・商品業務用冷凍・冷蔵庫のフクシマガリレイは5日、ドライアイスなどの冷媒を使わず電気だけで要冷凍・冷蔵食品を運搬できる車載コールドボックスを4月11日に発売すると発表した。

(出所:フクシマガリレイ)

コールドボックスはマイナス24度からプラス38度の幅広い温度帯に対応しており、周囲温度に関わらず保温が可能となる。管理の難しいドライアイスなどの冷媒なしで低温輸送を実現するだけでなく、加温機能によって庫内温度を上昇させることもできる。

種類は付属のプラグから車のシガーソケットを通じて給電する「DC電源タイプ」と、事前に充電したバッテリーを用いる「バッテリータイプ」の2タイプ。ランニングコストは電気代のみで、冷蔵は16時間、冷凍は8時間連続で稼働できる。

電気代も安価で、例えばバッテリータイプの8時間フル充電時では、1キロワット時27円算出で1回当たりの電気代はわずか16円という。

■車載コールドボックスFDHシリーズのバッテリータイプ概要(代表機種)

寸法(ミリ):幅800×奥行き495×高さ500
容積:56リットル
重量:36.5キロ
設定温度範囲:マイナス24度〜プラス38度
電源:単相100ボルト