サービス・商品イトーキ(東京都中央区)は16日、調剤薬局向けの薬剤ピッキングシステムのラインアップに、LEDが点滅して薬剤の位置を教える「LED表示キャビネットタイプ」を追加したと発表した。薬剤管理システムの開発などを手掛けるメディカルフィールズ(神戸市中央区)の監査システムを登載し、薬剤ピッキング業務のミス防止や、薬剤師の人手不足解消に貢献する。

(出所:イトーキ)
トレイ位置表示LED棚は、レセプトコンピューターにデータを入力するだけで、該当する薬剤が入ったトレイのLEDが点灯。スムーズに薬剤を見つけて取り出せる。さらに、そのままバーコードリーダーで照合し、重量監査もすることで、薬剤の正誤確認もスムーズになる。
調剤台は顧客に合わせたレイアウトが可能で、監査場所を選ばず、限られたスペースでも導入できる。LED表示は遠くからでも見やすく、最大5人まで同時にピッキング作業が可能になっている。
また、タブレットを使って、直感的な操作できるため、経験の浅いヒトや機械が苦手な人も安心して使え、ミスの削減にもつながる。拡張性も高く、導入後も簡単に薬剤棚を増設でき、最大5連結まで対応する。
同社は、メディカルフィールズと、薬剤の自動入出庫装置と監査支援システムを一体化した薬剤自動ピッキングシステム「DAP with MediMonitor」を開発しており、トレイ位置表示LED棚と両方を同一システムで運用することもできる。
トレイ位置表示LED棚とDAP with MediMonitorは、来年4月に同時発売する。
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