ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ケイラインロジ、「はやぶさ2」のカプセル輸送完了

2020年12月9日 (水)

話題川崎汽船グループで国際貨物を取り扱うケイラインロジスティックスは8日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から輸送を請け負った海外物産から委託され、小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星で採取した岩石サンプル入りのカプセルを、羽田空港からJAXA相模原キャンパスまで輸送した。

「はやぶさ2」のカプセルは、オーストラリアの砂漠地帯で6日に回収され、8日朝にチャーター機で羽田空港に到着。ケイラインロジスティックスは、海外物産が請け負ったウーメラ(豪)・JAXA相模原キャンパス間の輸送のうち、羽田空港到着後の輸入通関とJAXA相模原キャンパスまでのトラック輸送を担い、カプセルは同日午前11時半ごろ、同キャンパスの地球外試料キュレーションセンター内に搬入された。

小惑星探査機「はやぶさ2」は、2014年12月3日に種子島宇宙センターから打ち上げられ、6年の年月と52億4000万キロの旅を経て、小惑星「リュウグウ」の岩石サンプルを地球に持ち帰った。