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倉庫改修工事で労安法違反容疑、書類送検

2020年12月10日 (木)

国内島根労働局は10日、倉庫の改修工事を行う際に高所からの墜落防止措置を講じなかったとして、松江労働基準監督署が労働安全衛生法違反の疑いで、松江市のハウスクリーニング業者「ハッピーライフカンパニー」を松江地検に書類送検したと発表した。

ハッピーライフカンパニーは8月29日、松江市内の倉庫改修工事で労働者に倉庫屋根にかかる枝葉の伐採作業を行わせる際、作業床を設けることが困難ではなかったにもかかわらず、設けずに地上から高さ50平方センチの足場の手すりと屋根先に立たせて作業を行わせた。

高さが2メートル以上の箇所で作業を行う場合で、墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てるなどの方法で作業床を設けなければならないとされている。