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国交省調べ

減収幅2割超の運送事業者11%、10月から1P改善

2020年12月15日 (火)

調査・データ国土交通省が11月末時点でまとめた新型コロナウイルスの業界への影響調査結果によると、貨物自動車運送業界では11%の事業者が「運送収入が20%以上減少した」と回答していたことがわかった。10月の12%から1ポイント改善した。

▲貨物自動車運送業界の調査結果(出所:国交省)

製造業の生産停滞が影響し、鉄鋼厚板、その他金属素材、完成自動車などの荷動きが低調で、鉄鋼厚板は11%、完成自動車は10%の減少となった。資金繰り支援を活用した事業者は全体の41%で、大半が受給済み。雇用調整助成金を活用している事業者は39%となった。

内航貨物船は「20%以上の減収」となった事業者が20%と前月から変わらず、32%が資金繰り支援を、19%が雇用調整助成金をそれぞれ活用している。