拠点・施設GLP投資法人と資産運用会社のGLPジャパン・アドバイザーズは16日、三重県鈴鹿市の物流施設を優先的に取得交渉できる権利を得たと発表した。
優先交渉期限は2025年12月21日で、この期限までに資産運用会社が指定するタイミングで買収できる機会を取得したもの。優先交渉権の取得先は「合同会社鈴鹿ホールディングス」。
対象物件は2008年8月25日に完成した1万6799平方メートルの既存棟と、21年11月30日の完成を目指して建築中の増築棟1万3169平方メートルの合わせて4万8682平方メートル。既存棟は「大手事業会社のグループ企業」がテナントとして利用しており、このテナントの拡張ニーズを受けて増築棟を開発している。
現地は伊勢鉄道徳田駅から3.8キロ、東名阪自動車道鈴鹿ICから12.5キロに位置し、中部、近畿の両圏域向け広域配送が可能。周辺には自動車、輸送機器、製薬、建材、化学、食品などの幅広い産業が集積している。