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郵船ロジ、住友電工のAI融着接続機初出荷を手配

2020年12月21日 (月)

荷主郵船ロジスティクスは21日、住友電気工業が世界で初めて開発したAI搭載の融着接続機「TYPE-72Cプラス」(タイプ72Cプラス)の初出荷を手配した、と発表した。

融着接続機は、光通信の幹線工事などに使用される、光ファイバーの端面を溶かして接続する機器で、住友電工は初めて独自のAI技術を利用し、融着条件を微細にチューニングできるよう設計。劣悪な環境やスキルに依存せず、品質を保ちながらファイバーカットなどの前処理に伴う再融着作業をなくす設備として期待されている。

11月25日には販売開始記念イベントが開催され、郵船ロジも初出荷をサポートした企業として参加した。同社は「世界中で通信ネットワーク網が拡大していく中、当社は引き続き、TYPE-72Cプラスの出荷をサポートする」としている。