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リエージュ空港、貨物増加で燃料補給車2台交換

2020年12月23日 (水)

国際スウェーデンを本拠地とするトラックメーカーのスカニアは現地時間22日、国際貨物空港として知られるベルギーのリエージュ空港が、貨物量の増加に対応するため、スカニアの航空燃料補給車を追加投入すると発表した。

主に航空貨物を取り扱うリエージュ空港は、新型コロナウイルスの影響で世界中の空港が苦境に陥っている中、貨物の増加で多忙を極めており、老朽化した2台の燃料補給車を引退させ、新しい「スカニアP320 6×4」と交換する。

同空港はことし10月に1日あたり250万リットルの燃料供給というこれまでの最大記録を更新し、今後もさらに増加が見込まれることから、燃料貯蔵容量を3割増強する。

スカニア社の燃料補給車を使い始めたのは1997年のことで、「当時この空港の主力機だった『BAe 146型機』の翼の下に入り込める車高の補給車を作っていたのがスカニア社だけだったから」(リエージュ空港広報)という単純な理由で同社との取り引きが始まったという。