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スイスのK+N、ベルギーから各国へ医療品を空輸

2022年7月8日 (金)

(出所:キューネ・アンド・ナーゲル)

国際スイスの物流企業キューネ・アンド・ナーゲル(Kuehne+Nagel 、K+N)は8日、ベルギーのリエージュ空港を拠点に医療用品輸送の定期チャーター便を運航すると発表した。輸送先はアメリカ、アジア、アフリカの各国となる。

キューネ・アンド・ナーゲルは100か国以上に約1300の拠点を持つ世界有数の総合物流企業。発表によると、同社はリエージュからアメリカ、アジア、アフリカへ、週数便の定期チャーター便を運航し、医療用品に関する航空物流サービスを拡充する。温度管理や、医薬品の適正流通基準である「GDP」への準拠など、特殊な取り扱いが必要な貨物の輸送ニーズに応える。

欧州は医療用医薬品の主要輸出国が多く、同社は主要大陸を結ぶチャーター便の需要が高いと判断した。欧州第5位の貨物空港であるリエージュ空港には、スタッフに特殊輸送への豊富な経験があり、GDP準拠の温度管理が可能な倉庫なども備えているという。