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カンダHD、不適切精算と横領発覚の子会社解散

2021年1月13日 (水)

M&Aカンダホールディングスは13日、連結子会社でトラック運送と物流センター事業を手がけるカンダコアテクノとレキストが7月1日付で合併し、合併後レキストが解散することを発表した。

カンダコアテクノとレキストでは昨年、当時両社の代表取締役を務めていたカンダHDの元専務取締役(2020年1月31日付辞任)が、14年3月から19年12月までの5年9か月で両社の接待交際費として合計3260万円の不適切な立替精算を行っていたことが発覚。レキストでは、経理財務担当の元役員が00年4月から20年3月までの20年間で7億1921万円を着服していたことが判明した。

カンダホールディングスは今回の合併について、「(両社は)主要な取引先や営業拠点の重複が多く、合併により事業運営の一層の効率化を図っていく」「カンダコアテクノを存続会社とする本合併を機に事業の透明性をさらに高め、内部統制の強化と共に健全な事業発展を目指す」としている。

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