行政・団体国土交通省は、この冬の大雪で複数回にわたり大規模立ち往生が発生したことを受け、バスやトラックを対象とした輸送規則の解釈と運用を一部改正する方針を固めた。
国交省は、「関越道、北陸道などにおいて多くの大型車両が立ち往生したことにより、大量の車両が路上に滞留する事案が発生した」として、雪道を走行する可能性がある場合、バス・トラックの整備管理者が冬用タイヤの安全性を確認し、運行管理者が整備管理者による安全確認の有無を確認しなくてはならないことを明文化。
ダブルチェック体制で徹底した安全確認を求めると同時に、これをせずに事故や立ち往生を引き起こした場合は監査を実施して処分を行う。
今後、解釈と運用の一部改正に対する意見を23日まで公募し、1月下旬の公布と同時に施行する見通し。