行政・団体UDトラックスは26日、車載式故障診断装置のプログラムが不適切だったとして、大型トラック「ボルボFH」524台のリコールを国土交通省に届け出た。スキャンツールや保守ツールから故障コードの消去を要求された際に、当該故障コードを消去できないおそれがあるという。
対象となるのは、2019年5月17日から20年11月18日までに輸入された524台で、使用者にはダイレクトメールか直接訪問で通知する。回収後は、対象全車両のプログラムを対策プログラムに書き換える。これまでに事故や不具合の報告はない。