行政・団体国土交通省は16日、いすゞ自動車が小型トラック「エルフ」など4車種のリコールを届け出たと発表した。2022年11月30日からことし1月30日に製作された計2万6654台が対象。不具合や事故は報告されていない。
不具合が見つかったのは、排出ガス発散防止装置(制御プログラム)。開発時のエンジン制御プログラムの評価が不適切だったため、上流NOxセンサーの故障診断が確定した際にEGR(排気ガス再循環装置)が作動を停止し、設計意図と不一致となる。このため、保安基準における車載式故障診断装置の技術基準を満たさないという。
改善措置として、全車両のエンジン制御ユニットの制御プログラムを対策プログラムに修正。また、特定の故障コードが確認された場合は、DPD(粒子状物質除去装置)の再生を実施する。
■改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001742708.pdf
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